シンポジウム
「新時代における金融システム・法制度の展望」

日時:2018年9月18日(火)15:00〜18:00
場所:福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター
主催:東京大学公共政策大学院 寄付講座「資本市場と公共政策」

開催趣旨

 金融システムは、IT技術の進展により、FinTechに見られるような新たなプレーヤーに金融機関が行ってきた機能の一部を担わせる「アンバンドリング」の動きなど、金融機能や資本市場における大きな変革が進んでおり、そのビジネス環境や法制度の仕組みも大きな変革を迫られる可能性が高い。そして、金融機関や新たな市場参加者、規制当局も、こうした新時代における金融環境に応じた金融システムや法制度のあり方について、まさに検討を行い、再構築に向けた模索を続けている。我が国では、新たな時代において、どのような金融システム・法制度が構築されるべきだろうか。また、こうした動きに対して、いかに対応していくべきだろうか。本シンポジウムでは、その方向性について展望し、新時代における金融システム・法制度のあり方について考える。

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プログラム

15:00-15:10 開会挨拶
高原明生 東京大学公共政策大学院長
15:10-15:40 基調講演Ⅰ
三井秀範 金融庁企画市場局長
「新時代を見据えた金融行政の現状と課題」 講演資料(PDF, 2,389KB)
15:40-16:10 基調講演Ⅱ
神作裕之 東京大学法学政治学研究科教授
「新時代における金融監督法制の課題と展望」(PDF, 784KB)
16:10-16:20 休憩
16:20-18:00 パネルディスカッション
パネリスト
・植田健一  東京大学公共政策大学院・経済学研究科准教授
       資料(PDF, 967KB)
・大崎貞和  東京大学客員教授(野村総合研究所)
       資料(PDF, 598KB)
・小野 傑  東京大学客員教授(西村あさひ法律事務所)
       資料(PDF, 505KB)
・神作裕之  東京大学法学政治学研究科教授(基調講演者)
・幸田博人  京都大学経営管理大学院特別教授
       資料(PDF, 1,541KB)
・三井秀範  金融庁企画市場局長(基調講演者)
(五十音順)
(司会) ・湯山智教  東京大学公共政策大学院 特任教授

開催報告

シンポジウムの開催概要報告を商事法務NBL 1134(2018.11.15)号に掲載しました。