産官学フォーラム

概要と目的

設立趣旨

「金融資本市場のあり方に関する産官学フォーラム」は、金融資本市場を取り巻く新しいテーマについて、産・官・学の有識者と、各回のテーマの専門家にお集まりいただいて、議論いただくことを目的とした東京大学公共政策大学院主催の研究会です。

超高齢化・人口減少社会到来という大きな流れの中にあって、経済成長に金融が貢献していく上で、金融資本市場や金融機関がいかにあるべきかが、一層重要な課題となっています。

特に、千数百兆円に及ぶ家計金融資産の行方を握るインベストメントチェーンを取り巻く問題や、金融産業のあり方に迫るITとの関わりの問題は、「経済成長に貢献するこれからの金融」を考える上で、重要なテーマとなっていきます。

これらの課題のうち、金融政策や金融法などの切り口からは、これまでも金融業界・行政・学術界の関係者により深い議論が積み重ねられてきました。これに対して、本フォーラムは、有識者による議論がまだ始まったばかりであるものの、近い将来、金融資本市場の課題となることが予想されるテーマを取り上げ、議論を通じて、課題を抽出し、有識者が解決策を検討する場として、設置されました。

本フォーラムは、東京大学公共政策大学院におけるみずほ証券寄付講座「資本市場と公共政策」のプロジェクトの一環として実施され、議論の成果は、当ホームページにおける議事概要の公表等を通じて、国内外の金融実務家・法曹関係者・研究者・政策担当者の皆様と広く共有してまいります。