EGRM

経済成長とリスクマネージメント
Economic Growth and Risk Management

ガバナンスシンポジウム 略歴

三瓶 裕喜

アストナリング・アドバイザー合同会社 代表

長年にわたり機関投資家として国内外株式投資に従事。2021年にAstonering Advisorを設立し、上場企業経営者に対して企業価値向上に関するアドバイスを提供するとともに、機関投資家に対して実効的なスチュワードシップ活動へのアドバイスを提供。1987年に日本生命保険相互会社に入社後、1989年にニューヨークで株式アナリスト/ファンドマネージャーとして株式投資に従事して以来、日本生命の株式投資の高度化を推進。ロンドンの資産運用合弁会社のCEOやニッセイアセットマネジメントで投資調査室長、国内株式運用室長 兼 国内株式統括部長を務め、グローバル拠点を繋ぐ運用プロセスの刷新を主導。2005年には日本初のスチュワードシップ・ファンドを設定し運用を統括。2007年からFidelity InternationalのDirector of Researchとして企業調査部門を統括。企業とのエンゲージメント機能強化・ポジション新設を進言し、2017年に同社初のHead of Engagementに就任。GPIFに世界初のエンゲージメント強化型パッシブ運用を提案、2018年に運用受託。経済産業省の各種検討会・研究会委員、金融庁金融審議会専門委員、法務省法制審議会会社法制(企業統治等関係)部会委員、東証の研究会委員、内閣官房の三位一体労働市場改革分科会委員などのほか、一橋大学CFO教育研究センター客員研究員・財務リーダーシッププログラム(HFLP)講師、国際スチュワードシップ・プロフェッショナル協会(StePs)監督委員会メンバー、ICGN教育プログラム講師などを務める。

宍戸 善一

略歴
1975年 3月
私立開成高等学校卒業
1976年 4月
東京大学教養学部文科1類入学
1980年 3月
東京大学法学部卒業
1980年 4月
東京大学法学部助手
1983年 4月
成蹊大学法学部専任講師
1985年 4月
成蹊大学法学部助教授
1985年 9月
カリフォルニア大学バークレー校ロースクール客員研究員(至 1987年9月)
1990年
国連商事法委員会(UNCITRAL)日本代表(至 1995年)
1994年 4月
成蹊大学法学部教授
1995年
財団法人中小企業総合研究機構「創造的中小企業組織法制研究会」座長
1998年 9月
コロンビア大学ロースクール客員教授(至 1999年5月)
2000年
通商産業省産業政策局「プライベートエクイティファイナンス事業環境整備研究会」座長
2000年
経済産業省産業構造審議会委員(至 2006年)
2001年 7月
弁護士登録(第1東京弁護士会)
2002年
法務省法制審議会商法部会(会社法の現代化)幹事(至 2005年)
2002年 8〜9月
カリフォルニア大学バークレー校ロースクール客員教授(以後、2003年、2005年、2007年、2009年、2010年、2012年、2014年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2023年)
2004年 4月
成蹊大学法科大学院教授
2005年 1月
ハーバード大学ロースクール客員教授
2007年 2月
博士(法学、東京大学)
2007年
RIETIファカルティフェロー(至 2010年)
2009年 4月
一橋大学大学院国際企業戦略科教授
2012年 6月
横河電機株式会社社外取締役(至 2020年6月)
2015年 9〜12月
イェール大学ロースクール上級研究員
2017年 3月
シンガポール国立大学ロースクール上級研究員
2018年 4月
一橋大学大学院法学研究科教授
2018年 12月
コロンビア大学ロースクール短期客員教授
2019年 6月
株式会社東京金融取引所社外取締役(至 2023年6月)
2019年 8月
シカゴ大学Becker Friedman Institute of Economics 客員研究員
2020年 2〜3月
デューク大学ロースクール客員教授
2020年 3月
一橋大学名誉教授
2020年 4月
武蔵野大学法学部教授
2022年 2月
内閣府総合科学技術・イノベーション会議専門委員(至 2023年3月31日)

住田 清芽

略歴
1984年
朝日会計社(現有限責任あずさ監査法人)入所
1988年
公認会計士登録
2006年
あずさ監査法人パートナー就任(2020年3月退任)
2007年
日本公認会計士協会監査基準委員会委員長
2010年
日本公認会計士協会常務理事(品質管理基準および監査基準担当)(2019年7月退任)
2017年
金融庁 企業会計審議会委員(2022年12月退任)
2020年6月
古河電気工業(株)社外監査役(現任)、日清オイリオグループ(株)社外監査役(現任)、(株)アドバンテスト社外取締役(監査等委員会委員長)(現任)

武井 一浩

1991年 弁護士登録(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業パートナー)。
1989年東京大学法学部、1996年米国ハーバード大学ロースクール(LL.M.)、1997年英国オックスフォード大学経営学修士(M.B.A.)各卒。
上場会社の企業法務全般を担当。

チャールズD. レイク II

アフラック 生命保険株式会社 代表取締役会長
アフラック・インターナショナル 取締役社長

アフラック生命保険株式会社代表取締役会長、取締役会議長、及びアフラック・インターナショナル取締役社長を兼務。アフラック・インコーポレーテッド(ニューヨーク証券取引所上場)のグローバル・エグゼクティブ・マネジメント委員会の一員。

現在、株式会社三井住友フィナンシャルグループ独立社外取締役、ピーターソン国際経済研究所理事、日本国際問題研究所理事、東京大学公共政策大学院国際アドバイザリーボード委員、公正取引委員会「独占禁止懇話会」会員、QUAD Investors Networkアドバイザリーボード委員等を務める。

これまで、東京証券取引所、日本取引所グループ独立社外取締役を10年に亘り務めた他、東京エレクトロン株式会社独立社外取締役、日本郵政株式会社独立社外取締役、株式会社資生堂独立社外取締役を歴任。また、在日米国商工会議所会頭、米日経済協議会会長として日米財界人会議米側議長も務めた。

1999年のアフラック入社以前は、94-99年、ワシントンDCのデューイ・バレンタイン法律事務所に弁護士として勤務。90-94年、米国通商代表部(USTR)にて日本部長及び次席通商代表付特別顧問等を歴任

中原 裕彦(東京大学公共政策大学院客員教授/内閣審議官/元経済産業省経済産業政策局審議官)

経済産業省(1991年入省)、法務省、内閣官房等において、規制改革実施計画、未来投資戦略などの政府の成長戦略の策定や会社法、信託法、産業競争力強化法、不正競争防止法、著作権法等の各種の立法立案に携わる。2020年世界経済フォーラム(WEF)によるAgile50の「公共部門を変革する最も影響力のある50人」に選出される。2023年夏より内閣審議官。

日戸 興史(にっと こうじ)

元 オムロン(株)取締役 執行役員専務 CFO兼グローバル戦略本部長(~2023年3月末)
(株)ワコールホールディング社外取締役
(財)日本CFO協会理事
(財)京都大学iPS細胞研究財団理事
経産省 事業再編研究会委員(2020年度)
1983年 3月 慶応義塾大学工学部計測工学科卒
2006年 3月 同志社大学MBA卒(会社派遣)

職歴
1983年 4月
立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社
以降技術本部、ソーシャルシステム事業でエンジニア/技術企画等(1996~2000年 米国シリコンバレー駐在)
2006年 6月
オムロンヘルスケア株式会社 経営戦略部/経営統括部長
2011年 3月
オムロン株式会社グローバルリソースマネジメント 本部長に就任
2014年 4月
同社 グローバル戦略本部長に就任(取締役執行役員常務)
2017年 4月
同社 CFOに就任(取締役執行役員専務)
2023年 3月
同社 CFO、グローバル戦略本部長を退任(執行役員専務退任)
2023年 6月
同社 取締役退任

林 良造(武蔵野大学国際総合研究所フェロー)

(はやしりょうぞう)武蔵野大学客員教授、前国際総合研究所長。東京大学公共政策大学院アドバイザー。キャノングローバル戦略研究所理事・特別顧問。
1970年京都大学法学部卒業。1976年ハーバードロースクールLLM。1991年ケネディスクールフェロー。2001年経済産業省官房長、経済産業政策局長。
帝人独立社外監査役、伊藤忠商事独立社外監査役、シティバンク銀行社外取締役、経営競争基盤経営諮問委員、コア独立社外取締役、Bosch GmH International Advisory Board Member、東京大学公共政策大学院教授、機械振興協会経済研究所所長などを歴任。

藤田 純孝

オリンパス株式会社 社外取締役、取締役会議長
伊藤忠商事株式会社 理事、元代表取締役副会長
日本CFO協会名誉相談役、武蔵野大学国際総合研究所フェロー

(伊藤忠商事関係)
1965年伊藤忠商事(株)入社、95年取締役業務部長、97年常務取締役、99年代表取締役
専務CFO、2001年代表取締役副社長CFO(兼)経営企画・財務経理・審査担当役員、
03年代表取締役副社長職能管掌(兼)CFO(兼)CCO、06年代表取締役副会長、08年相談役、
11年理事(現任)

(社外役員関係)
2007年(株)オリエントコーポレーション社外取締役、08年古河電気工業(株)社外取締役、
日本興亜損害保険(株)社外監査役、09年日本板硝子(株)社外取締役、10年NKSJホールディングス(株)社外取締役、11年日本CFO協会理事長、12年明治大学国際総合研究所フェロー、
12年オリンパス(株)社外取締役(現任)、18年武蔵野大学国際総合研究所フェロー(現任)、
23年日本CFO協会名誉相談役(現任)

三和 裕美子(みわ・ゆみこ)

明治大学商学部教授 博士(商学)
1988年野村證券株式会社入社
1997年明治大学商学部専任講師、同助教授を経て2005年より同教授、現在に至る。米ミシガン大学客員研究員(2006年~2008年)。各種学会理事のほか、エーザイ株式会社社外取締役、ピジョン株式会社社外取締役、全国市町村職員共済組合連合会資金運用委員会委員、地方職員共済組合年金資産運用検討委員会委員、野村アセットマネジメント株式会社責任投資諮問委員・サステナブルアドバイザリーボード委員を務める。
研究分野は機関投資家とコーポレートガバナンス、機関投資家のエンゲージメントとESG投資、アクティビストの企業への影響など。主な著書として、『機関投資家の発展とコーポレート・ガバナンス』日本評論社(1999年)、『激動の資本市場を駆け抜けた女たち』白桃書房(2022年)などがある。

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