メンバー

埴岡健一 特任教授(2010年1月~2016年3月)

日経BP社ニューヨーク支局長、日経ビジネス副編集長、
日経BP社日経メディカル編集委員。

家族のがん闘病をきっかけに、骨髄移植推進財団(骨髄バンク)・事務局長を経て、
2004年8月から2014年6月まで、民間非営利シンクタンクである日本医療政策機構の理事。
2004年8月から2009年3月まで、東京大学医療政策人材養成講座特任准教授。

(1)医療政策決定プロセスのあり方
(2)市民/患者の意見を医療政策に取り入れる方法
(3)多様な立場が参加した医療改革の実践--などに興味がある。

患者、医療提供者、政策立案者、メディアなど、マルチステークホルダーが参加した議論を重視している。

井伊雅子 客員教授(2010年1月~2016年3月)

1990年代初めに、世界銀行でボリビアの医療制度改革にたずさわりましたのが、私の医療経済との出会いです。ラテンアメリカの諸国でも戦後目覚ましい経済発展をした日本の社会保障制度に大きな関心がありました。95年から日本の大学で教鞭をとり始めてから、日本の医療制度の問題にかかわるようになりました。1961年に世界に冠たる素晴らしい国民皆保険制度を整えましたが、最近では明らかな制度疲労が起きています。医療政策にかかわる人たちが学ぶべきことは多岐にわたりますが、経済学の特に価格理論は、必須科目の一つに思います。欧米諸国だけでなく、アジアの諸国でも、常識になっていることが、日本ではまだ受け入れられていません。この医療政策の講座では、現場にもしっかりと目を向けながら、統計データに基づいて分析・評価・政策立案を行うトレーニングを一緒にしていきたいです。楽しみにしています。

1. 学歴

1986年 3月 国際基督教大学教養学部卒業
1993年 12月 ウィスコンシン州立大学マディソン校経済学部 博士課程修了,博士号取得 (Ph.D., Economics)

2. 職歴・研究歴

1990年 7月 米国、ワシントンDC 世界銀行調査局研究員
1995年 4月 横浜国立大学経済学部助教授
2004年 4月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授
2005年 4月 一橋大学大学院国際・公共政策大学院 教授

3. 研究分野

医療経済学、公共経済学、開発経済学

4. 主な研究テーマ

質と財政の両立を目指した医療制度構築(プライマリ・ケアのシステム)ための基盤研究

5.主要研究業績

“Facilitators and barriers in the humanization of childbirth practice in Japan,” (with R. Behruzi, M. Hatem, W. Fraser, L. Goulet, C. Misago) BMC Pregnancy and Childbirth, 10:25 (27 May 2010)

「低所得世帯における社会保険と生活保護の現状に関する研究」
(河口洋行との共著)医療経済研究 2010年22(1):91~108

“Did the Financial Crisis in Japan Affect Household Welfare Seriously? ” (with Y. Sawada, K. Nawata, M. J. Lee) 2010 Journal of Money, Credit, and Banking, 43(2-3) :297-324

“Challenges in Reforming the Japanese Health Care System”, The Economics of Public Health Care Reform in Advanced and Emerging Economies , International Monetary Fund (2012).

「医師数,医療機関数,病床数,患者数のバランスから評価した医療資源の地域格差とその推移」
(関本美穂との共著) 厚生の指標 9月号 2013年 60巻11号 pp1-8

“Supplier-Induced Demand for Chronic Disease Care in Japan: Multilevel Analysis of the Association between Physician Density and Physician-Patient Encounter Frequency“, with Miho Sekimoto, Value in Health Regional Issues 6C (2015) 103-110

6. 社会的活動・学会活動

日本経済学会
医療経済学会

NHK 経営委員 (2015年3月-)
日本学術会議 連携委員 (2014年 -)
東京都医療審議会 委員(2014年 -)
政府税制調査会委員(2013年-)

「医療経済研究」編集幹事 2004年~
財務省財務総合政策研究所 「医療・介護に関する研究会」 座長 (2015年〜2016年)

辻哲夫 客員教授(2010年1月~2016年3月)

1971年東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。老人福祉課長、大臣官房審議官(医療保険、健康政策担当)、官房長、保険局長、厚生労働事務次官等を経て、現在、東京大学高齢社会総合研究機構教授。厚生労働省在任中に医療制度改革に携わった。著書として、「日本の医療制度改革がめざすもの」(時事通信社)等がある。

都市部における後期高齢者の激増等の我が国の急速な高齢化に伴い、医療や介護のシステムも今大きな変革期を迎えようとしています。このような状況を踏まえ、例えば医療と介護、社会保険システムとサービスシステム、国と地方といったようにややもすればそれぞれ縦割りで進んできた様々な分野を、今後の我が国のあるべき姿を念頭に置きつつ総合的にとらえなおすという観点に立って、医療政策のあり方を考えていきたいと思います。

関本美穂 客員研究員

吉田真季 特任研究員

■運営委員会委員(2015年度)

岩本康志 教授(委員長)

東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教員ページ

主として公共経済学とマクロ経済学の分野で,動学的要素が問題となる政策課題を対 象にした研究をおこなってきた。最近は,社会保障とマクロ財政運営の比重が高く なっている。社会保障に関しては,社会保障制度がもつリスク吸収機能をミクロデー タによって評価すること,将来の人口高齢化に対応できる社会保障制度の制度設計が 最近の研究課題になっている。

教員個人ページ

教員個人ブログ

飯塚敏晃 教授

大橋弘 教授