この寄付講座は既に終了しております

概要

大規模自然災害リスクや環境リスク、株主代表訴訟あるいは投資家に対する情報開示責任等、企業を取り巻くリスクが多様化・巨大化・複雑化している一方で、企業価値向上のためには事業に伴う不確実性に適切かつ積極的に対応する姿勢が求められており、リスクマネジメントの重要性は、民間部門と公共部門の双方でさらに高まっていくものと考えられる。

しかしながら我が国では、リスクマネジメント手法が十分に浸透しているとは言い難く、あるいはリスクファイナンスの分野でも損害保険に代わる新たな手法が開発・利用されてきているが、十分に普及しているとはいえない現状である。

このような状況を踏まえ、産学が協同で、新たなリスクマネジメント手法の開発やリスクマネジメントを適切に行うための公共政策のありかたについて研究する場として、今般の(株)損害保険ジャパンとの提携を実施することとなった。

本提携は「寄附講座」と「共同研究」の二本柱となっている。

寄附講座

寄附講座では、リスクマネジメントに対する高度な専門的知識と実践的な問題解決能力・政策立案能力を身につけた、公務員をはじめとする今後の公共政策の形成・実施・評価に携わるプロフェッショナル、あるいは各種企業・組織の経営リーダーの育成を目指す。具体的には、事業活動におけるリスクマネジメント手法を事例を交えながら理解・修得したうえで、効果的・効率的なリスクマネジメントの普及に向けた公共政策のありかたを検討する。リスクマネジメントの実務面については、(株)損害保険ジャパン、(株)損保ジャパン・リスクマネジメント、一般事業会社、中央官庁、専門職業人等の外部講師を招く等、具体的・実践的な内容となっている。

また、研究活動として「リスクファイナンス手法」「自然災害リスク」「リスクファイナンスに関する法制度のあり方」「公共政策におけるリスクマネジメント」を柱に7つのプロジェクトを予定している。

寄附講座シラバス    

共同研究

共同研究では、先進的リスクファイナンス手法の開発、および産業基盤強化のための企業リスクマネジメントとリスクファイナンスの活用を促進する公共政策のあり方をテーマに、公共政策大学院と(株)損害保険ジャパンおよび(株)損保ジャパン・リスクマネジメントが共同して研究活動を行う予定である。