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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

GPPN Conference 2022 report by Timothy Goo, Risa Shimono and Yong Beng Tan 2022年04月20日(水)

3月初めの3日間、GPPN(グローバル・パブリック・ポリシー・ネットワーク)のカンファレンス2022に参加しました。ドイツはベルリン、Hertie Schoolで行われる予定だったカンファレンスでしたが、コロナ禍での参加者の安全確保のため、プログラムは全てオンラインとなりました。それにも関わらず、今回のカンファレンスは自分たちのチームが選んだ社会課題とそれに対する政策について政策立案の知識とスキルを磨き、それを実際に応用して発表する非常に貴重で楽しい機会でした。カンファレンス中にはGPPNのそれぞれの学校内で選出された28のチームの政策課題や斬新な解決策や評価を聞き、またネットワークの他の名門政策大学院の学生とも関係を構築することもできました。このカンファレンスに参加する価値は、学生やそのプロジェクトの多様性から明らかです。カンファレンス2日目に、Hertie Schoolが企画したグループアクティビティに参加して学生と交流し、その恩恵を受けることができました。

私たちのチームでは、それぞれがユニークな視点と経験を持ち寄り、韓国社会における脱北者の適応問題に対する政策的解決策を考案しました。メンバーは全員地球の異なる場所にいましたが、時差を超えてそれぞれのメンバーが協力し、ミーティングを重ね、調査をして2000字のドラフトと7000字のドラフトを書き上げました。また、それに対するGraSPPの複数の先生方からのフィードバックやインプットは、私たちの提案や考え方をさらに強固なものにするものでした。3月の大会前には、選考会やリハーサルなど、準備段階で先生方のサポートを受ける機会もありました。ラウンド1では3分、ラウンド2では5分のプレゼンテーションを行いましたが、大会当日の発表や質疑応答も落ち着いて乗り切ることができたのは、しっかり準備したおかげです。

私たちはスムーズな運営の、レベルの高いカンファレンスに参加できたことに感謝しています。さらに驚きだったのは、オンラインでも楽しめるよう、Hertie Schoolによってカンファレンスの間Uber Eatsの注文を25ユーロ分配慮してくれたことでした。タイトなスケジュールにもかかわらず、交流やベルリンの文化をオンラインで楽しむための時間も確保されていました。

次回のGPPNカンファレンスにも、皆さんが情熱を注げるプロジェクトやアイデアを見つけ、参加することを強くお勧めします。