国際交通政策
担当教員
宿利 正史 / 林 泰三 / 大橋 弘
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 夏学期
授業の目標・概要
国際交通分野において、
・考慮すべき諸事象の分析、政策形成の現状に係る評価を多面的に行うこと
・政策立案に際して、前提となる条約、法律、制度等を概観すること
等を通じて、望ましい政策の方向性について考察する能力を養成することを目的とする。
授業のキーワード
オープンスカイ,航空交渉,競争,空港運営改革,鉄道経営改革,鉄道投資,PFI・PPP,交通インフラの国際展開
授業計画
1.航空(航空産業、企業と競争、オープンスカイと航空交渉、新たなビジネスモデル、空港の機能強化と運営改革)
2.鉄道(経営改革、事業の再生・展開、高速化と技術革新、投資)
3.交通社会資本整備とPFI・PPP
4.交通インフラの国際展開
5.観光
授業の方法
国際交通政策の分析、評価、立案に係る総合的能力の養成を図る観点から、(1) 政策分析、評価の手法等に関する講義を行うとともに、これを踏まえ、(2) 国際交通政策の分野における重要かつ最新の政策課題・トピックスについて、実務家(行政当事者幹部及び企業経営者幹部)による講義及び実務家とのディスカッションを行う。
成績評価方法
授業における討議・ディスカッションへの参加状況(全体の40%)及びレポート(2回程度を予定。具体的な課題内容については別途指示。)の提出(全体の60%)
教科書
別途指示する。
参考書
別途指示する。
その他留意事項
学期期間中、国際交通政策の実情につき理解を深めるためのフィールド・リサーチの一環として、空港等の視察を予定している。