事例研究(政治とマスメディアII)
Case Study (Politics and Mass Media II)

担当教員 / Instructors

谷口 将紀/曽我 豪

配当学期 / 使用言語 / 単位数 / Term / Language / Credits

A1A2 / 日本語 / 2

授業の目標・概要 / Objectives

実際に掲載された政治検証記事を点検して,未解明点や問題点を精査し,政治記者や政治家,官僚ら関係者をお招きして,その場で聞き取り「取材」を行い,新たな事実の「発見」を目指します。現実政治の動きを知るとともに,政治メディアが抱える諸問題を体験学習します。

授業のキーワード / Keywords

日本政治,マスメディア

授業計画 / Schedule

9月14日 総論:オープンデータとオーラルヒストリー
9月21日 オープンデータ① 佐賀県庁の緊急搬送プロセス向上
9月28日 オープンデータ②:千葉県流山市の議会改革
10月5日 オープンデータ③:アクセンチュアの行政参加
10月12日 オープンデータ④:東京大学谷口研究室・朝日新聞共同調査
10月19日 オープンデータ⑤:総括論議 政治メディアの可能性
10月26日 現代保守政治の軌跡①:総論
11月2日 現代保守政治の軌跡②:非自民から自社さへ
11月9日 現代保守政治の軌跡③:小泉政権論
11月16日 現代保守政治の軌跡④:第1期安倍政権の挫折
11月30日 現代保守政治の軌跡⑤:野党転落の総括
12月7日 現代保守政治の軌跡⑥:第2期安倍政権の展開
12月14日 まとめ:政治メディアの未来

※上記は2015年1月現在の予定であり,現実政治の展開やゲストの都合に応じてテーマや日程を変更する場合があります。

授業の方法 / Teaching Methods

授業担当者による解説,ゲストスピーカーによる講演とディスカッション,学生による課題と事実発見の発表,期末課題

成績評価方法 / Grading

履修者数に応じて決定する(優評価「上位3割」適用の有無も未定)

教科書 / Required Textbook

なし

参考書 / Reference Books

授業中に提示します

履修上の注意 / Notes on Taking the Course

1.参加希望者多数の場合は,公共政策大学院・法学部それぞれの志望理由に基づき選考を行います。その際は,今年度の事例研究(政治とマスメディアⅠ)から継続して履修する者を優先します。法学部学生は期日までに演習参加申込書を提出してください。公共政策大学院生の参加希望者は,初回(9月14日)に必ず出席してください。
2.ゲストスピーカーによっては情報管理についての申し合わせをする可能性があります。

関連項目 / Related Resources