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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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パリ政治学院について

Kazushige Yoshimaru

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授業について、学校生活について

私は1学期間、パリ政治学院(Sciences Po)のPSIA(Paris School of International Affairs)というコースに在籍し、国際関係を学びました。

PSIAは留学生の割合が7割程度かつ学生の国籍は100カ国以上と、非常に多様性に富んだ環境です。さらに日本人留学生は極めて少ないため(私がいた学期には私の他に一人のみ)、濃密な留学経験ができる学校です。

授業についてですが、勉強時間・勉強量・講義スタイル等については総じてGraSPPと大きく変わらない印象です。なので、留学先での履修をGraSPPの授業とうまく組み合わせて学ぶのも面白いと思います。

例えば、私はPSIAで交渉の授業を履修したのですが、事前にGraSPPでも交渉の授業を履修したため、理論面での共通点・相違点や講師のフォーカスの仕方を比較でき興味深かったです。

さらに、学んだ交渉理論を世界各国の学生相手に模擬交渉の場で実践できたことが、非常に良い経験となりました。交渉文化の異なる人を相手としたときに、日本人のように誠実さを重んじるスタイルがうまく信頼構築につながることもあれば、裏目に出て出し抜かれてしまう場合もあることも学ぶ事が出来ました。交渉スタイルにはそれぞれの国のお国柄が表れており、大変面白かったです。

なお、パリ政治学院は語学の教育に力を入れているため、フランス語はもちろんのこと他の言語についても、授業及びチュートリアルが用意されています。なので、語学の勉強に力を入れたい方にもおすすめの学校です。

学校生活及び日常生活について

寮生活、学生交流
パリ政治学院には寮はないのですが、パリ中心部のアパートに住んでいる学生が多いため、友人の家でパーティーをする機会がよくあります(日本酒や日本のお菓子を持参したところ大変喜ばれました)。さらに、せっかく花の都パリにいる機会を活かすべく、授業後に友達と観光や散歩にもよくいきました。

スポーツ
スポーツではフットサルの授業を履修しました。運動不足解消になるのみならず、友人が多くできるので、スポーツは是非履修すべきだと思います。

諸手続き
アパート探し、学校・銀行等での事務手続きは大変手間がかかりますが、フランスならではのカルチャーを体感できる機会と捉え頑張りましょう。

その他
OECDのインターンは日程が合わず結果的には参加できなかったのですが、都合が合えば是非挑戦すべきだと思います。

さらに、体系活動プログラムによりフランスで研修をしていた東大の学生に混じって国際機関や在フランスの日本政府機関の方に話を伺う事も出来ました。

履修科目について

特に興味深かったものとして、交渉についての授業及びアジア政治についての授業を二つ紹介します。

Effective Negotiations
前述の通り、交渉についての授業です。課題文献3冊についての中間テスト、そして授業や課題文献から学んだ交渉理論を用いて現実の交渉(国境なき医師団の事例など)を分析するレポートが課されました。

Asia’s Standing and Influence in the Global System
教授がシンクタンクでの勤務経験があるうえ外交実務家との交流も幅広い方で、アジアについて博識でした。アジアを外から学ぶ事の出来る、非常に面白い授業です。2、3人一グループでのプレゼン及び期末試験で評価がなされます。なお、授業の外でも授業のトピックの一つであった尖閣諸島問題について中国人留学生と論戦をするなど、留学ならではの経験が出来ました。

Asian Regional Integration
この授業では、共同執筆の論文で評価がなされました。私の場合はフランス人・韓国人と共に北朝鮮問題について、日中韓の役割を中心に論文を書きました。論文を共同で書き上げるプロセスで、日本が韓国・フランスからどう見られているかを感じ取る事も出来ました。共同執筆パートナーとは大変仲良くなれるのでおすすめです。

就職について

半期であれば年内には授業・試験が終了するため、春の採用プロセスにはほとんど差し支えないと思います。思う存分留学生活を楽しんでください!

フランス語の授業で訪れたリュクサンブール公園