公共政策大学院のゲストスピーカーセミナーとして、「Recent Developments and Trends in International Finance」と題して、財務省の有泉秀 国際局総務課長によるゲスト講義を行います(使用言語は英語)。本セミナーは、「Global Financial Regulation」・「Case Study: FSB’s Global Financial Policy-Making」の合同授業として開催しますが、履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、直接教室に参集下さい(事前の申し込みは不要です)。
また、上記セミナー終了後、講師のご好意により、本学学生との座談会を開催します(使用言語は日本語)。講師は財務省、金融庁等での行政官としての豊富な政策実務の経験のほか、OECDでの勤務経験もお持ちです。今回は中央省庁の局総務課長クラスから身近にお話を伺うことができる貴重な機会です。将来のキャリアとして国家公務員や国際機関での仕事に関心のある学生諸君はふるってご参加下さい。(参加申し込みについては下記のとおり)
- ゲスト講義
トピック: Recent Developments and Trends in International Finance
日時: 6月2日(金) 14:55-16:40
使用言語: 英語
司会: 目黒克幸 公共政策大学院教授
形式: ゲストによる講義の後、質疑応答を行う予定です。
- 座談会
日時: 6月2日(金) 17:00-18:00
使用言語: 日本語
司会: 目黒克幸 公共政策大学院教授
形式: 講師からこれまでの政策実務のご経験を紹介して頂いた後、参加学生からの質問に答えて頂きます。
申し込み: 事前の申し込みがなくても当日参加可としますが、準備の都合上、参加を希望する学生は、予めメールにて担当教員(meguro[at]pp.u-tokyo.ac.jp)まで氏名・所属コース・学年と共に申し込んで頂けると助かります。
講師略歴
有泉 秀(ありいずみ しげる)
財務省国際局総務課長
昭和63年東京大学法学部卒、ハーバード・ロースクール修士課程修了
昭和62年司法試験合格、平成4年6月米国NY州司法試験合格
OECD租税センター税制支援室長等を経て、国際局国際調整室長、資金管理室長としてリーマンショック時の対応に当たる。主計局に転じ、主計局企画官(社会保障予算担当)、調査課長として税・社会保障の一体改革に参画。その後、金融庁に出向し、監督局証券課長、銀行第一課長を歴任。財務省に復帰し、主計局主計官(内閣、復興、外務・経済協力担当)。主計局から国際局にかわり、為替市場課長を経て、現職。