【重要なお知らせ】中国国籍の学生は、北京大学側の方針により北京大学への留学は認められないこととなり、修了要件を満たすことができないため、本コースへの出願はできません。
公共政策大学院では、政策提言につながる「公共政策分野」の学術研究を行い、北京大学の国際関係学院、ソウル大学校の国際大学院ではグローバル社会の理解を深める「国際関係分野」について研究します。公共政策学と国際関係学は、非常に関連の深い学問分野のため、これらを3ヵ国の異なる文化、視点から横断的に学ぶことにより、より深い専門性を築き、包括的で本質的な理解を導きます。例えば外交官や官僚などの公務員職に就いた場合でも、日本の法律や経済の知識だけでなく、中国および韓国が東アジアや日本をどう見ているかを理解していることで、より適切な行政方針を打ち出すことができるのです。
中国や韓国の大学に留学し、専門分野を学びたいと考える学生にとって、語学が壁になることは少なくありません。しかし本コースでは、北京大学、ソウル大学校それぞれにおいて、国際関係学および公共政策学のトップレベルの授業を英語で履修できます。そのため中国語、韓国語のリテラシーが十分でなくても、2ヵ国の第一線の教授たちによる授業を履修し、そこでしか得られない知識を修得できるのです。また公共政策キャンパスアジアコース生は、現地で行われる外国人向けの語学クラスに参加することが可能。中国語、韓国語を身につけたいと考える学生にとっても魅力的な環境を提供しています。
夏休みには、3ヵ国の同期生が一堂に会して学ぶサマースクールを2週間かけて実施します。プログラム内容は実施する大学院によって異なりますが、2012年度にソウル大学校国際大学院で実施された際には、「アジアの地域統合」というテーマで著名な研究者たちによるオムニバス形式の授業を提供。また38度線を訪れるフィールドトリップも行われました。東大からの参加者は、「日本と韓国の歴史認識のあまりの違いに驚いた」「ユニークな研究に触れ、ソウルでより深く研究したくなった」など、さまざまな刺激を受けて帰国しました。2013年度は東大での開催が決定しており、魅力的な特別プログラムの準備が進められています。
また、現地でインターンシップに参加し、リアルな企業活動に触れるチャンスもあります。
公共政策キャンパスアジアコース生は、日常的に中国、韓国、その他さまざまな国の大学院生たちと同じ教室で学びます。お互いに研究発表を行い、意見を交換し、ワークショップ形式で共同研究を行う中で、異なる文化をバックグラウンドに持つ彼らの考え方に刺激を受け、密な人間関係を形成していけることは、本コースの重要な特徴の一つです。この人と人とのつながりは、将来グローバルな舞台でリーダーとしての活躍を目指す人にとって必須条件です。近い将来、国際会議の席でこのコースで交流した学友たちが出会い、共に協力し合って世界規模のプロジェクトを推進していくなど、輝かしい未来につながる絆を在学中に育むことができます。
公共政策キャンパスアジアコースについて
コースの特長
カリキュラム
留学のスケジュール
選考・入学試験に関する情報