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事例研究 法政策III

担当教官

橘  幸信

科目番号

40030

学期

曜日・時限

月曜2・3限

単位

内容・進め方・主要文献等

この事例研究(法政策III)では、事例研究(法政策II)あるいは立法学の履修を前提に、参加者それぞれの問題関心に沿った立法政策に関する課題を取り上げながら、具体的な法制度設計に関する一連の作業を実際に行ってみる。最終的には、参加者それぞれが、それを法律あるいは条例の形に仕上げることを目標としたい。

担当者としては、参加者それぞれの問題関心に沿った具体的な政策課題の立案を通して、中央省庁あるいは各政党の政策スタッフが立案過程で行っている作業を批判的な目を通して理解できる目を養えるような演習となるよう、心がけるつもりである(これは同時に、そのようにして制定された法令を解釈するときの姿勢にも、有益な影響を与えることとなるはずである)。

なお、本演習で取り上げる政策課題は、法律を中心とした国レベルの法令に限定されるものではない。地方分権の中で政策的条例案の立案能力が求められている地方自治体レベルでの条例立案の重要性は今後ますます増していくであろうから、担当者の具体的な経験に裏付けられてはいないが、地方自治立法の政策立案に関しても、何らかの寄与ができるような演習となるようにしたいと考えている。

教材等

必要な教材は、その都度、配布する予定である。

なお、参考教材についても、演習の中で指定する。

成績評価の方法

平常点及びレポート(各自が立案した法律あるいは条例の案文など)による。