トップページ > 授業科目 > 事例研究

事例研究 外交政策II

担当教官

茂田 宏

科目番号

40090

学期

曜日・時限

水曜4・5限

単位

内容・進め方・主要文献等

1. 危機管理を含む外交政策の立案・実施において情報および情勢判断が果たす役割についての理解を深めることを目的とする。
2. そのために次の問題を検討する。
情報論全般、日本を含む主要国の情報収集・分析体制とその手法、過去に生じた情勢判断の過誤(真珠湾、松岡外交、イラクの大量破壊兵器等)とその教訓、他国の情勢認識への働きかけ、機密の保護、国際情勢分析の仕方(米、中、露、朝鮮半島を題材として)
3. 学生には相談のうえで情報の過誤についてその原因を分析するペーパー、特定の問題についての情勢判断ペーパーを書いてもらう。このペーパーについては、授業の後半部で逐次、討議会を行うこととする。
4. 主要参考文献(4月からの授業の経験をもとに追って追加の予定)
岡崎久彦;情報戦略のすべて(PHP)、北岡元;インテリジェンス入門(慶応大学出版会)、Wohlstetter;Pearl Harbor/Warning and Decision(Stanford),C.Andrew;For the President’s Eyes Only(HarperPerennial)

教材等

プリント、コピー等を使用

成績評価の方法

上記ペーパーの出来具合、その討議会での討論への参加ぶり、講義の内容についての筆記試験による。