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事例研究 国際法I

担当教官

中川 淳司

科目番号

40100

学期

曜日・時限

月曜2・3限

単位

内容・進め方・主要文献等

国際法の未習者を対象として、事例研究を通じて、国際経済法の基本的な構造と機能についての基礎知識を習得させることを目的とする。特に、国際経済法と国内経済規制との関係、国内裁判所における国際経済法の援用、国際経済法上の義務の国内的履行と履行確保のための国際的制度等の問題を取り上げる。教材として、各国の国内法、国内判例、ガット及びWTOの紛争解決事例、貿易政策検討制度等を用い、教材の検討と授業での討論を通じて国際経済法の基礎知識を習得させることを目指す。

最初の数コマは講義形式で進める。続いて、貿易政策検討制度について、実際の資料に当たりながら検討する。後半では、WTOの紛争解決事例を検討した後に、想定事例について、申立国・被申立国意見書、小委員会報告の起草の演習を行う。

主要文献
中川淳司他『国際経済法』(有斐閣、2003年)WTOホームページ[http://www.wto.org]

教材等

主要文献に挙げたもの以外の資料は適宜配布する。

成績評価の方法

平常点とレポートによる。