公共管理論II
担当教官 |
古澤 知之 |
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科目番号 |
12070 |
学期 |
冬 |
曜日・時限 |
水曜2限 |
単位 |
2 |
科目概要 |
「この巻の作成過程で、この時期の予算編成に携われた多くの方々にヒアリングをさせていただいた。その過程で印象に残ったことは、予算編成に行き詰まった時には、『明治財政史』のページをめくり、導き糸を求めることがあるという体験談である。」 (神野直彦「『歳計』から『予算』へ」昭和財政史−昭和27〜48年度−刊行だより6(第3巻予算?))
予算編成は、不断に変化する経済・社会情勢の中で、少なくとも毎年1回、諸課題に関する政府の意思を計数の形で表示する営みだが、そこにはもちろん「正解」というものがあるわけではなく、神野教授がヒアリングされた「体験談」にあるとおり、過去の経験、あるいは様々な政策分野の事例、外国の試みなどを参照しながら、その時々の答えをひねり出していく作業の集積である。 「公共管理II」では、このような「予算」について考えるに当たり、 具体的には、課題文献や資料を設定しつつ、演習形式で行う。なお、本科目は予算編成の「入口案内」であり、「行政管理I」あるいは「財政法」、「財政学」などの履修は前提としない。 |
前提履修科目 |
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成績評価 |
授業への参加度(20%)、授業における「報告」をもとにしたレポート(80%) |
テキスト |
演習で取り上げるテキストは、原則として、コピーを用いる予定。 |
参考文献 |
予算全体の理解のためには、 |
講義日程 |
全体日程(全14回) 第1回 打ち合わせ(10月6日)
【第2部 予算編成各論】 |
その他 |
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