司法過程論
担当教員 |
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科目番号 |
11120 |
学期 |
夏 |
曜日・時限 |
月曜3限 |
単位 |
2 |
内容・進め方・主要文献等 |
法の定立によって法が自動的に実現されるものではない.法システムの強制の通りに法が実現されるわけでもない.法は社会構成員間の相互作用のひとつのパラメータとして作用するに過ぎない.この社会的相互作用のプロセスを経由することを通じて,同じ内容の法も社会の多様性にしたがってさまざまな社会状態を帰結する.法の解釈適用も法実務も,このような法の社会過程(法過程)を通じてその社会的意味を付与されるものでしかない.したがって,現代社会における法過程への洞察なくして法を論じることはできない.法過程への洞察は,社会科学的手法によってのみ得ることができる. |
教材等 |
追って指示ないし配布する. |
成績評価の方法 |
筆記試験による. |
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