国際組織法
担当教員 |
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科目番号 |
11170 |
学期 |
夏 |
曜日・時限 |
水曜4限 |
単位 |
2 |
内容・進め方・主要文献等 |
国際法の上級コースとして、国際社会の組織化現象が、伝統的・近代的国際法の規範構造にどのような変革を迫っているかという課題を中心に講義する。とりわけ国際組織が国家の主権性を前提としながら、国際組織としての自己組織性を通じて独自の展開を遂げる中で生じる国際法上の問題を中心的にとりあげ、国際組織(とくに国際連合)の作用の具体的事例およびICJの判例を使って検討する。今年度は、数回の概説の後、主として国際組織と紛争解決という問題に焦点を絞って、文献を講読すると同時に、国連の紛争処理事例をいくつか取り上げて、各自に研究をしてもらい報告をする機会を設ける。ローデシア制裁事例、南西アフリカ問題、西サハラ事件、東ティモール事例、ロッカビー事件、湾岸戦争、コソボ紛争などを候補として考えている。 |
教材等 |
『国際組織法講義』(Home Page 上で順次配布。各自、ダウンロードして5月連休明けまでに目を通しておくこと) |
成績評価の方法 |
○平常点およびレポート等による。詳細は講義で説明。 |
関連項目