政府間関係論

金井　利之

夏

木曜2限

２

  本講義は、自治体行政学を受けて、現代日本の自治体行政を、複数の政府間の関係からなるシステムである点に着目して、実際の制度と運用に即して概観することを目的とする。その際に、自治体行政学では基本的には現代日本の自治体行政に焦点を当てていたことを補完する狙いもあり、先進諸国の政府間関係に主たる関心を払う。
   進め方は、イギリスの政府間関係に関する基本的な文献の講読をするとともに、可能であれば、日本及び他の先進諸国の政府間関係・地方自治に関する文献に対象を拡大していく。指定された文献を事前に読んでくることを前提に、解説の講義と、参加者間の討論を進めることとする。

文献に関しては開講時に指示する。
また、英語文献に関しては、当方で用意する。

平常点及びレポートによる。