トップページ > 授業科目 > 展開科目 法律分野

法と経済学T

担当教員

神田秀樹藤田 友敬松村敏弘

科目番号

21110

学期

曜日・時限

月曜 ・2限 

単位

内容・進め方・主要文献等

 経済学の手法を用いて法制度・法現象の分析を行う「法と経済学(law and economics)」は,伝統的な法解釈学と異なる法の機能的な分析の手法である.本講義では,その方法論的な基礎とその基本的な考え方を学ぶことを目的とする.最初に,経済学の基本的な考え方,分析ツールを説明し,その後,不法行為法と会社法を素材に,具体的な議論を紹介していく.
 本講義は、神田秀樹・中里実・森田修・太田勝造・藤田友敬・松村敏弘の6名が責任をもって企画するが、本年度は、神田・藤田・松村の3名によるオムニバス形式で行う。1.経済学の基本的な考え方,分析ツール等の説明を松村が,2.不法行為法及び会社法の一部を藤田が,3.会社法の一部を神田が分担する.

教材等

ロバート・D・クーター, トーマス・S・ユーレン共著(太田勝造訳)『法と経済学(新版)』
(商事法務研究会,1997年)第5章
三輪芳朗=神田秀樹=柳川範之『会社法の経済学』(東京大学出版会,1998年)279頁
Steven Shavell, Economic Analysis of Accident Law, Harvard University Press, 1987
Frank H. Easterbrook, and Daniel R. Fischel, Economic Structure of Corporate Law, Harvard University Press, 1991

成績評価の方法

筆記試験による。

関連項目