トップページ > 授業科目 > 事例研究 & 研究論文

事例研究(国際法II)

担当教員

中谷 和弘宮川 眞喜雄

科目番号

40110

学期

曜日・時限

水曜 1・2限

単位

内容・進め方・主要文献等

 国際法違反に対してとられる輸出入禁止や資産凍結などの経済制裁をめぐる諸課題について、国際法および外交政策の両面から検討する。
  国連安保理決議に基づく非軍事的強制措置(南ローデシア、イラク、ユーゴスラビア、リビア等)、国家の単独の決定に基づく措置(イラン、北朝鮮等)の双方について、具体的ケースをフォローすることにより、経済制裁の特徴、合法性、実効性、問題点を検討する。それにより、外交政策のツールとしての経済制裁の位相を明確にしたい。
 経済制裁をめぐる国内法制、域外適用をめぐる問題、smart sanctions, 安保理決議のdrafting なども検討の対象とする。
 各主題および各ケースについて分担して順次報告してもらう。詳細は、第1回目に説明する。

教材等

適宜、指示・配布する。

成績評価の方法

報告、平常点、レポートによる。

関連項目