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事例研究(外交政策 II )シラバス

担当教員

茂田 宏

科目番号

40090

学期

曜日・時限

水曜4・5限

単位

4

科目概要

外交政策についての理解を深めることを目的とする。そのために次の 問題を取り上げ、検討する。
外交政策全般、対国連外交(国連の評価、改革、PKO等)、軍縮・軍備管理、対EU外交、経済協力(ODA)、経済外交、情報(主要国の情報収集・分析体制、国際情勢分析等)、環境その他、国内広報・海外広報を含む世論と外交、邦人保護など領事関連、外交における国際法
学生には相談の上で決定された問題について政策担当者の立場から政策提言ペーパー、情勢判断ペーパーあるいは事例研究ペーパーを書いてもらう。このペーパーについて授業の後半部で逐次討議を行う。政策の望ましさと実現可能性の区別、国会・国民への説明可能性、情勢判断の重要性と困難性、国益の種類とその区別、政策の効果等を考えるようになることが期待される。

前提履修科目

特になし

成績評価

上記ペーパーの内容、その討議をふくむ授業での説明の仕方や討議への参加振り、適宜の筆記試験による 。

テキスト

配布資料

参考文献

加藤;国連成立史(有信堂)、神余;新国連論(阪大)、黒澤満;軍縮国際法(信山社)、外務省編;わが国の軍縮外交(国問研)、田中;EUの政治(岩波)、ODA白書(外務省)、Popper;ObjectiveKnowledgeのAnnex1、Wohlstetter;PearlHarbor(Stanford)、田邉敏明;地球温暖化と環境外交(時事)、ニコルソン;外交(東大)、Nay;ソフト・パワー(日経)(追加の文献は授業中に紹介する、ペーパーのテーマ決定後、そのテーマについては別途紹介する)

講義日程

とりあえずの予定は次のとおり(変更がありうる)。

10月4日;外交政策全般 ,国連の成立、

10月11日、18日;国連の平和と安全保障のための活動、PKOと多国籍軍、安保理改革

10月25日;国連の社会・経済活動、その改革

11月1日;軍縮・軍備管理

11月8日;対EU外交

11月15日;ODA外交、

11月22日;経済外交

11月29日;環境その他

12月6日;情報

12月13日;世論と外交

12月20日;領事関係、国際法

1月17日、24日; 学生のペーパーの発表とその討議

その他