民事法の基層と現代的課題
担当教員
廣瀬 久和 ・ 樋口 範雄 ・ 木庭 顕 ・ 西川 洋一 ・ 岩村 正彦
荒木 尚志 ・ 新田 一郎 ・ 藤田 友敬 ・ 山本 隆司 ・ 三笘 裕
配当学期・曜日・時限
夏学期 水曜 2限
内容・進め方・主要文献等
既存の法制度を評価し、また新たに法制度を構想する際に必要な、民事法の基本的な考え方および概念を講義する。法学未習者と、学部で民事法を一通り勉強した学生で民事法の全体を広い視野からもう一度理解し直そうとしている者とを、対象にする。
今年度は「契約」にテーマをしぼり、次の3部構成でオムニバス講義を行う。
(1) 契約法の基本と契約の機能
(2) 各法分野における契約(法)の現代的展開と課題
(3) 契約(法)の歴史的・比較法的考察
そして講義の全体を通して、次の2つの問題を解明することを目指す。詳しくは初回の講義で説明する。
I 契約の自由と規制の関係。
II 契約の合意、履行、強制に関する法制度と基本的な考え方。
教材等
講義全体に共通の教材は存在しない。
成績評価の方法
レポートによる。