公共管理論 II

担当教員

小西 敦

配当学期・曜日・時限

夏学期 月曜 3限

内容・進め方・主要文献等

今年度の「公共管理論II」においては、政策評価(行政評価)と予算編成等に関する基本的な知見や考え方を、実例の検討を通じて学ぶことを目標とします。

具体的には、国及び地方公共団体の実際の政策評価(行政評価)書を素材とし、政策評価(行政評価)が、説明責任を果たしているのか、予算編成を始めとする政策の企画立案に結びついているか、効果的かつ効率的な行政の推進に貢献しているかなどを検討・議論します。

主なテーマとしては、下記のようなものとする予定です。
(1) 政策評価(行政評価)制度概説
(2) 政策評価の反映・活用状況の把握
(3) 一部の府省庁・地方公共団体の政策評価(行政評価)書の分析等

進め方としては、概略的講義、参加者による評価書の事前読込、当番制による評価書の分析・報告、参加者相互間における検討・討論、課題についてのレポート提出などで授業を構成する予定です。

【参考資料】

総務省ホームページ「政策評価の総合窓口
宇賀克也『政策評価の法制度』(2002年)

教材等

教材は原則としてコピーによる(開講時に指示します)。

成績評価の方法

平常点及びレポート等による。

関連項目