開発研究

担当教員

佐藤 仁

配当学期・曜日・時限

冬学期 火曜 2限

内容・進め方・主要文献等

開発/発展という現象を歴史的、批判的な観点から検証し、あわせて研究手法の紹介も行う。とりわけ、開発援助における権力作用、貧困への視点、技術の役割、不確実性や知識、資源環境問題の位置づけなどを扱う。学生諸君が先入観としてもっている「開発」のイメージを揺さぶり、一段深い考察のレベルに誘導することが目標である。

形式は、講義と演習を折衷した形をとり、課題文献の予習を前提として、学生が主体的に議論に参加する形をとる。課題文献の要約と批判を含めたミニ・レポートを3回課すが、この採点は、学生同士で行う。また、教室では、簡潔に面白く報告し、対話する上でのコミュニケーション能力養成も視野にいれる。英語を中心に一定量の文献を毎週読んでもらうが標準的に4時間程度の予習時間が確保できそうもない人には受講をすすめない。

具体的なスケジュールや課題文献リストについては初回の授業でシラバスを配布したうえで解説するので、受講希望者は必ず初回の授業に出席してほしい。人数が多すぎる場合には、何らかの選抜を行う可能性もある。

教材等

一部、購入をお願いする書籍を除き、課題文献はこちらで準備し、事前配布する。

成績評価の方法

授業へのミニ・レポート、報告と主体的参加、最終レポートの提出がそれぞれ3:3:4の割合で評価される。

関連項目