事例研究(外交政策 I)
担当教員
配当学期・曜日・時限
夏学期 木曜 4限
夏学期 木曜 5限
内容・進め方・主要文献等
1. 日本の東アジア外交について掘り下げた政策研究を行う。
2. 具体的には朝鮮半島問題、日中関係、日米関係、東アジア共同体構想の四つの課題について検討を行う。
3. 授業では四つの課題毎に、(1)外交政策の基本的フレームワークの説明、(2)問題点についての議論、(3)学生による政策提言ペーパーの作成・発表、(4)そのペーパーについての討論、を順次行う。
4. この様な検討を通じ、外交政策を決める現実的要素(国際関係全般、中長期的利益と短期的利益の調整、国内政治的プロセスとの調整、世論との関係等)について理解を深めることが期待される。
5. 主要参考文献:田中均、田原総一朗共著「国家と外交」(講談社)、外交フォーラム、等。各テーマ毎に別途紹介する。
教材等
プリント、コピー等を使用。
講義日程
4月6日5限(4限は休講) 外交政策全般についての講義
4月13日、20日、27日 日米関係
13日 日米関係の政策的フレームワークについての講義
20日 問題点についての討議
27日 学生による政策ペーパーの発表・討論
5月11日、25日、6月1日(5月18日は休講) 日中関係
11日 日中関係の政策フレームワークについての講義
25日 問題点についての討論
6月1日 学生による政策ペーパーの発表・討論
6月8日、15日、22日 朝鮮半島問題
8日 朝鮮半島問題の政策的フレームワークについての講義
15日 問題点についての討議
22日 学生による政策ペーパーの発表・討論
6月29日、7月6日、13日 東アジア共同体
29日 東アジア共同体の政策的フレームワークについての講義
7月6日 問題点についての討議
13日 学生による政策ペーパーの発表・討論
成績評価の方法
上記ペーパーの内容、その討議会を含む授業での説明の仕方や討議への参加ぶりにより総合的に評価。