国際組織と法

担当教員

奥脇 直也

配当学期・曜日・時限

夏学期 火曜 3限 

内容・進め方・主要文献等

国際組織の正統性の問題に焦点を当てながら、英語の文献、論文の講読を行う。

最初に、国際組織法の基本概念について、5〜6回簡単に講義をする。その講義に使う教材は、学期当初に公共政策大学院の私のHPに載せるので、5月連休明けまでに目を通しておくこと。6月頃から文献を指定して講読を行う。参加者の人数によってはグループに分けて、分担報告の形をとる。講読文献については、講義の冒頭に指示するので、報告までに読んで準備をすること。

文献としては今のところ、まずはAndre Nolkaemper E. De Wet, Review of the Security Council by Member States (2003)あたりを取り上げて、安保理の活動の正統性の問題について考え、またさらにWTO, World Bank, IMF などをめぐる正統性の問題が、第二次大戦後の国際秩序の枠組みの変化とともに、どのように推移してきたかについて、国際組織法の観点から検討する。

なお、旧科目名「国際組織法」の単位を取得した学生は履修することができません。

教材等

上記のほかは、随時指示する。

成績評価の方法

平常点・レポート等による。

関連項目