国際法判例研究
担当教員
配当学期・曜日・時限
冬学期 火曜 4限
冬学期 火曜 5限
内容・進め方・主要文献等
国際法の既習者を対象として、国際法に関する最近の裁判例を取り上げ、国際法の解釈適用の在り方を理解させることを目的とする。取り上げる裁判例は、国際司法裁判所のものを中心とするが、同時に国際海洋法裁判所や国際仲裁裁判の判決等、さらには国内裁判所のものも含める(日本の国内裁判所のものを除くと英文)。国際法が裁判の場でどのように解釈適用されているか、それを的確に理解できる能力を獲得し、実務において国際法の解釈適用を実践する能力を身につけられるようにする。
各回の授業に相当時間の予習と復習をすることが必要。
教材等
授業で取り上げる個々の判決等は初回の授業時に配布する。大沼保昭代表編集『国際条約集』(有斐閣、何年版でも可)は授業にはかならず持参すること。授業の理解には、小寺彰『パラダイム国際法』(有斐閣、2004)が役に立つ。
成績評価の方法
平常点とレポートによる。