ラテンアメリカ政治研究

担当教員

大串 和雄

配当学期・曜日・時限

冬学期 火曜 5限 

内容・進め方・主要文献等

この科目は、ラテンアメリカの政治に関する任意のテーマを学生が選択し、レポートを仕上げることを主たる目的とする。テーマは何らかの意味で政治に関わっていればよい。たとえば、貧困、教育、年金、麻薬、女性の地位など、政策課題になりうる社会問題をテーマにすることは差しつかえない。

授業期間の最初の数回は、ラテンアメリカの概説書(松下・乗編『ラテンアメリカ 政治と社会』)を読み、その後は隔週1冊くらいのペースでラテンアメリカに関する日本語の本を読む(文献は授業中に指示する)。テキストは各自で購入する(4〜5冊)。学生は毎回、テキストについて2000字以上のコメントを書いて事前に提出する義務を負う。また、授業期間中にレポート作成の指導を行なう。

2月末から3月中旬にかけての期間に1泊2日程度の合宿を行ない、そこで各自がレポートを発表する。

授業期間中に読む文献は日本語の予定であるが、ラテンアメリカに関する日本語の文献は少ないので、レポートを作成するための文献は英語またはスペイン語・ポルトガル語・フランス語に頼らざるを得ない。したがって、これらいずれかの言語の文献を読めることが履修の条件となる。

講義予定

10月 2日(火) 休講
10月 9日(火)@説明と文献の指示 
10月16日(火)A説明と文献の指示(法学部追加応募者のみ)
10月23日(火)B松下・乗『ラテンアメリカ 政治と社会』@、
10月30日(火)C松下・乗『ラテンアメリカ 政治と社会』A
11月 6日(火)D松下・乗『ラテンアメリカ 政治と社会』B
11月13日(火)Eレポートのテーマ申告
11月20日(火)Fレポート指導
11月27日(火)G補足文献1
12月 4日(火)Hレポート指導
12月11日(火)I補足文献2
12月18日(火)Jレポート指導
 1月15日(火)K補足文献3
 1月22日(火)Lレポート指導
2月末または3月 合宿にてレポート発表

※補足文献1〜3の内容は、履修生の関心を踏まえて決定する。
 履修生の研究の進捗状況等により、11月20日以降の日程を一部変更することがありう る。

教材等

松下洋・乗浩子編『[全面改訂版]ラテンアメリカ 政治と社会』新評論、2004年、3200円+税。

成績評価の方法

レポート等による。

関連項目