国連安保理と日本

担当教員

北岡 伸一

配当学期・曜日・時限

冬学期 月曜 5限 

内容・進め方・主要文献等

国連安保理は、毎日、世界の平和と安全に関するさまざまな問題を取り上げて議論している。日本は現在、理事国ではないが、やはりその動きをフォローして、とるべき政策を検討している。この演習は、日本の立場から、安保理の動きを観察し、安保理の機能と実態を理解し、また日本のとるべき政策について考えることを目的としている。安保理改革自体は、今回はとくに対象とはしない。

具体的には、参加者を 5 つ程度のグループに分け、スーダン、コンゴ、アフガニスタン、中東、東ティモール、など、特定のテーマを担当し、その問題についての情勢をフォローし、分析し、提言してもらうことになる。

参加者は、主として国連のHPを通じて相当量の英文を読みこなして予習してくることが求められる。その前提として、国連や安保理の機能についての講義、文献の講読、国連文書の扱い方についての講習なども予定している。

将来外交や国連関係の仕事に就くことを考えている諸君や、現代世界の平和と安全に関心を持つ諸君の参加を歓迎する。なお学部学生を中心とするが、総合法政、公共政策、その他の大学院生の参加も、人数を限って認めることとする。

注意事項

この授業は、法学部演習と合併のため、法学部の日程とあわせて参加者を決定する。参加希望者は、 10 月 2 日午後一時までに、参加希望理由(A4一枚以内)を添えて申し込むこと。

教材等

その都度指示する

成績評価の方法

平常点による

関連項目