事例研究(リスクマネジメント)
担当教員
配当学期・曜日・時限
夏学期 木曜 5限
内容・進め方・主要文献等
企業活動を取り巻くリスクが多様化・巨大化・複雑化している一方で、企業価値を向上していくうえではリスクに適切かつ積極的に対応する姿勢が求められるとともに、こうした視点は公共政策的見地からも社会全体の安全と安心を確保するうえで不可欠である。
本科目では、自然災害リスクや環境リスク、賠償責任リスクなどのリスクマネジメントに関して、企業が取り組んでいる事例を収集・整理・分析・評価し、リスクマネジメントに対する高度な専門的知識と、実践的な問題解決能力・政策立案能力を身に付けた人材の育成を目指す。
具体的には、研究会を立ち上げ、企業実務家や官庁などに直接ヒアリングを行う機会も設ける。
なお、2006年度冬学期に「リスクマネジメントと公共政策」を履修した学生に限定する。
教材等
必要に応じて配布する。
授業予定
4/12<1> 環境@ 環境リスクに関する論点整理
4/19<2> 環境A 環境リスクマネジメント事例(土壌汚染を中心に)
4/26<3> 環境B 環境リスクファイナンス事例(損害保険等)
5/10<4> 環境C 環境リスクマネジメントにおける民間の役割と公的枠組み
5/17<5> キャプティブ@ キャプティブの現状と論点整理
5/24<6> キャプティブA キャプティブ事例(設立・運営)
5/31<7> キャプティブB 世界各地キャプティブドミサイルの実態
6/ 7<8> キャプティブC 日本におけるキャプティブの公的枠組み
6/14<9> 内部統制@
6/21<10> 内部統制A
6/28<11> 内部統制B
7/ 5<12> 内部統制C
7/12<13> 総括@
7/19<14> 総括A
成績評価の方法
授業への参加度、課題への取組みによる。