地方自治法

担当教員

山本 隆司

配当学期・曜日・時限

冬学期 火曜 3限

内容・進め方・主要文献等

 地方自治法の基本理論および重要な法解釈問題について論ずる。現に問題となっている立法政策上の論点にも触れる。授業予定は、おおむね以下に掲げるとおりであるが、もっと詳しい講義概要を開講時に配布する。

第1回 地方自治および地方自治体の概念と法制的沿革
第2回 地域の自己決定の理念と地方自治の制度的保障
第3回 国・地方の適正な役割分担の原則、国の意思決定への地方自治体の参加
第4回 地方自治体の事務の概念・種別・限界
第5回 地方自治体の住民とその権能
第6回 地方自治体の議会
第7回 地方自治体の執行機関
第8回 地方自治行政の内容(規制・給付・調達)と方法、条例による規律
第9回 同上
第10回 地方自治行政に対する国の立法的・行政的関与、国地方係争処理制度
第11回 地方自治体相互の関係
第12回 地方自治体における住民の参加
第13回 地方自治体の行財政運営の公開と監視

教材等

教材として、塩野宏『行政法V』(第3版、2006年)、磯部力ほか編『地方自治判例百選』(第3版、2003年)を使う。その他、参考文献としては、宇賀克也『地方自治法概説』(第2版、2007年)など。

講義用資料ダウンロードページへのリンク (授業中に周知されたパスワードが必要です。)

成績評価の方法

筆記試験と平常点で評価する。

関連項目