社会保障政策

担当教員

岩本 康志

配当学期・曜日・時限

夏学期 月曜 2限

内容・進め方・主要文献等

 憲法にもとづき生存権を保障することを目的とした社会保障政策について,制度設計の考え方,社会保障政策の経済活動・国民生活への影響を中心にして講義する。保健・医療・年金・介護・福祉の各分野における最近の政策課題を的確に理解し,問題解決のための制度設計をおこなう能力の養成を目指す。講義の進行はおおむね以下の通りである。

1.総論
  福祉国家と社会保障の機能,制度と統計
2.所得保障(社会保険)
3.公的扶助
4.世代間公平と制度設計

教材等

(教科書)堀勝洋編『社会保障読本(第3版)』,東洋経済新報社。
(参考書)岩村正彦・菊池馨実編『目で見る社会保障法教材(第4版)』,有斐閣。小塩隆士『社会保障の経済学(第3版)』,日本評論社。

成績評価の方法

期末試験(60%),レポート(1回,30%),授業での発表・平常点(10%)で評価する。

関連項目