環境政策T

担当教員

山口 光恒秋元 圭吾

配当学期・曜日・時限

夏学期  木曜 2 限

内容・進め方・主要文献等

・本講座は夏冬両学期を通して完結するものである。従って履修者は冬学期も履修を続けることを前提に講義を進める。
・ 本講座の特徴は主として経済学的観点から環境政策を論じること、また、その対象として目下の喫緊の課題である地球温暖化問題に焦点を当てることである。
・ 講座の目的は温暖化問題をテーマに理論と実際の両面から解決策を探ることである。
・ 夏学期は環境政策の目的、費用便益分析、政策手法としての直接規制、環境税、排出権取引などにつき理論的説明を行う。
・ 続いて温暖化問題に関しての現状につき理解を深める。具体的にはIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告を中心に論じる。
・ その上で気候変動枠組み条約、京都議定書という二つの国際条約を取り上げる。その際各国の国内政策も掘り下げて議論する。
・ この間に温暖化対策の分析モデルの構造とその可能性・限界の基本的理解を目指す。
主要文献は講義の際に指示する。

教材等

必要に応じて指示する。

成績評価の方法

授業への出席と貢献、レポートにて行う。

関連項目