金融商品取引法
担当教員
単位数・配当学期・曜日・時限
2単位 夏学期 火曜4限
内容・進め方・主要文献等
日本における資本市場法制の中核的な法律である金融商品取引法の概要を解説する。法規制の技術的側面に過度に目を奪われることなく、基本的な構造と制度の背景となっている考え方を把握することを目指す。資本市場をめぐる時事的な話題も取り上げ、現実の市場のダイナミズムを感じ取れるような講義にしたい。
【授業計画】
・ 資本市場及び金融商品取引法の意義と歴史
・ 金融商品取引法の適用範囲
・ 発行開示制度
・ 継続開示制度
・ 不実開示責任
・ 公開買付制度と大量保有報告制度
・ 金融商品取引業者の業規制と行為規制
・ 集団投資スキーム
・ 市場制度
・ 不公正取引規制
・ エンフォースメント
教材等
教科書・参考書として、山下友信ほか『金融商品取引法概説』（有斐閣、近刊予定）、黒沼悦郎『金融商品取引法入門』【第3版】（日経文庫、2009）、近藤=吉原=黒沼『金融商品取引法入門』（商事法務、2009）
成績評価の方法
筆記試験による