比較労働法演習

担当教員

荒木 尚志

単位数・配当学期・曜日・時限

2単位 冬学期 木曜2限

内容・進め方・主要文献等

日本においても諸外国においても、伝統的労働法は、労働者の多様化、産業構造の変化、経済のグローバル化、労働組合組織率の低下等の雇用を取り巻く環境変化に対応するために、大きな転換を経験しつつある。しかし、各国のアプローチには、それまでの労働法制・労使関係システムの歴史的経緯等により相違点が見られる。

本演習ではEUおよびドイツを中心とした労働法の新たな展開に関するドイツ語・英語文献を講読し、比較法的視点から労働法を研究する基礎的なトレーニングを行う。

初回に、イントロダクションとして、各国における労働法システムの概観を行う。第2回以降は、ゼミ参加者各人にドイツ語・英語文献を割り当てて講読する。多様化した労働者に対してどのような手法による規制が望ましいのかという視点からの比較法的検討を念頭に置いているが、具体的に取り上げるテーマは参加者の関心も考慮して設定する予定である。

【グローバルCOEプログラム提供科目】

教材等

開講時に指示する

成績評価の方法

平常点による

関連項目