事例研究(地方自治法の歴史)

担当教員

小西 敦

単位数・配当学期・曜日・時限

2単位 夏学期 集中講義

内容・進め方・主要文献等

本授業は、1947年の制定以来、60余年を経過した地方自治法の歴史について、同法の主な改正事項とその現代的な意義を研究テーマとします。

参加者は、これまでの地方自治法の改正事項の中から、関心のある項目を選択し、改正時の国会審議等を含め、改正の目的・内容・その現代的な意義などについて、レポートを作成・発表。発表者以外はレポートを事前に読み、コメントを発表。その後、全員で討議。
下記日程(予定)により集中講義。変更があり得るので、掲示に注意。

第1部 打ち合わせと概説
1~2回:6月26日(土)13:10~16:40
各参加者のレポート発表日をこの日に決める予定。

第2部 レポート発表と討議等
3~5回:8月5日(木)9:00~12:30、13:30~15:10
6~8回:8月6日(金)9:00~12:30、13:30~15:10
9~11回:8月7日(土)9:00~12:30、13:30~15:10
12~14回:8月8日(日)9:00~12:30、13:30~15:10
レポート提出期限(全員):7月24日(土)昼12:00:メールによる。
分量は、本文:A4(40字×40行)×(6~10)枚程度

参加希望者は、自分の研究したい改正事項を決めた上、(1)学生番号、(2)所属コース、(3)氏名、(4)テーマとその選定理由(6月26日に口頭発表)、(5)本授業志望動機を200字以内に記載して、6月11日(金)までに担当教員あてメールにて送付してください。授業日程詳細の作成等のために、締切日以降の申込は原則として受け付けません。本授業は演習形式で行なうため、上記メールの内容により参加者を選考することがあります。

文献は、授業中に指示。研究テーマの選択等には、下記のものを参考。

西尾勝 『行政学[新版]』(2001年)6章「戦後日本の中央地方関係」
村松岐夫 『行政学教科書』(2001年)4章「中央地方関係と地方自治」
塩野宏 『行政法III[第3版]』(2006年)4編1部3章「地方自治法」
  同 「地方自治法制」(『ジュリスト』1073・1995年8月15日号)
小早川光郎・天川晃・磯部力・森田朗・斎藤誠 『史料 日本の地方自治』2・3巻(1999年)
宇賀克也 『地方自治法概説[第3版]』(2009年)
金井利之 『自治制度』(2007年)
東京市政調査会『地方自治史を掘る-当事者たちの証言』(2009年)

教材等

教材は原則としてPDF・コピー等により配布。

成績評価の方法

平常点及びレポート等による。

関連項目