政府間関係論
担当教員
金井 利之
単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語
2単位 / 夏学期 / 木曜2限 / 日本語
授業の目標・概要
本授業は、自治体行政学を受けて、現代日本の自治体行政を、複数の政府間の関係からなるシステムである点に着目して、実際の制度と運用に即して概観することを目的とする。しかし、行政学の一分野としての側面を重視する観点から、現代日本の行政全般に関しても注意を払う。
進め方は、日本及び他の先進諸国の政府間関係・地方自治・都市行政および行政一般に関する基礎的文献を素材として、指定された文献を事前に読んでくることを前提に、担当学生による報告と、解説の講義と、参加者間の討論を進めることとする。
その意味で、実質的には演習形式を想定している。
授業のキーワード
政府間関係, 現代日本, 先進諸国, 地方自治, 基礎的文献
授業計画
開講時に決定する。参加希望者は必ず初回に出席して欲しい。
その場で、各回の分担者を決定するので、参加するか否かの決断は、初回の授業時間中に行ってもらう。参加を決定し分担を決めてから、中途で脱落することは、他の参加者に迷惑を及ぼすから、厳に慎んで欲しい。
各回は、分担者による内容要約の報告および論点提示を受けて、参加者全員の討論を行う。
授業の方法
輪読方式の演習である。
すなわち、指定された文献を参加者全員は事前に読んでくる。そのうえで、各回の分担者が内容要約の報告を行い、さらに、論点を提示する。これらを前提に、参加者全員が質疑を行うなどの討論を進める。また、担当教員は、必要に応じて解説を行う。
成績評価方法
平常点による。
すなわち、各回の出欠状況、分担した報告内容(配付資料および口頭報告)、各回の討論への貢献、などを総合的に評価する。
教科書
開講時に指定するので、入手が容易と思われる日本語文献に関しては入手して欲しい。それ以外に関しては、当方で用意して配付する。
参考書
授業のなかで必要に応じて紹介する。
履修上の注意
特になし