競争政策と法
担当教員
白石 忠志
単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語
4単位 / 夏学期 / 月曜1限 / 金曜3限 / 日本語
授業の目標・概要
独禁法(競争法)を理解する。
前半で全体をひととおり見て、後半は事例などの素材を用い総合的理解を深める。後半では各素材ごとに複数の問題が交錯するので、そのための準備として前半ですべてを概観しておこうという趣旨である。前半・後半とも、教科書等の指定箇所を予め読んだことを前提として、教室では補充的説明に重点を置く。前半は『独禁法講義〔第5版〕』を中心に、後半は『独禁法事例の勘所〔第2版〕』を中心に、進める。そのほかにも、公取委の資料等を準備するよう求める場合がある。また、米国・EUの競争法についても若干の概説・事例研究をするつもりであり、全員に持参を求めることはしないが、『欧米競争法事例研究(仮題)』に収録された論考のうちいくつかが参考となる機会が何度かあると予想される。
授業のキーワード
独禁法, 独占禁止法, 競争法, 経済法, 公正取引委員会, 競争政策
授業の方法
講義を中心とするが授業中に質疑があれば応答する。
成績評価方法
学期末試験による。
教科書
白石忠志『独禁法講義〔第5版〕』(有斐閣、平成22年)
白石忠志『独禁法事例の勘所〔第2版〕』(有斐閣、平成22年)
参考書
共著『欧米競争法事例研究(仮題)』(商事法務、平成23年)