国際法判例研究

担当教員

小寺　彰 / 西村　弓

2単位 / 冬学期 / 火曜4限 / 日本語

国際司法裁判所や国際仲裁裁判等の国際裁判の判決を正しく理解できるようになることを目指す。

国際司法裁判所, 投資協定仲裁, 国際仲裁裁判, 判例法

第１回目に授業で対象とする裁判例について簡単な説明を行ったうえで、判決ごとの担当者を決める。第２回目から実際に裁判判決を報告してもらい、討議する。全体で４つ程度の判決を扱う予定。

出席者に裁判判決の多数意見、反対意見を割当て、各自の判決理解を発表しながら、出席者と討議するという方法をとる。国際裁判判決の作成者になった積もりで、発表し、討論に参加することが期待される。

出席点（授業への参加の積極度も含む）と最後に提出してもらうレポートによって採点する。

授業時に配布する。なお、条約集（どの出版社のものでも、また最近の出版年のものであれば最新版でなくても可）は授業時に必ず持参すること。

小寺彰『パラダイム国際法』（2004）

国際法の基礎知識があることが前提。また授業で検討する裁判判決はすべて英文。