自治体行政聴査
担当教員
金井 利之
単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語
2単位 / 冬学期 / 月曜4限 / 日本語
授業の目標・概要
本演習では、現代日本の自治体行政の実態を理解することを目的とする。
本年度は、具体的に、川口市と鳩ヶ谷市の合併問題を採り上げ、政治的には大きな話題となることの多い合併問題が、行政実務的には、実際に、どのようになされているのかにつき、知見を深めることとする。ここ2カ年ほど、川口市に関しては総合計画・行政管理を題材として採り上げたところであるが、その延長線上にある。
授業のキーワード
川口市, 鳩ヶ谷市, 合併, 実務, ヒアリング, ゲストスピーカー
授業計画
第1回 概要説明
第2回 川口市の合併問題の経緯
第3回~第5回 学生レポート発表
第6回~ 川口市等実務者からのヒアリング
授業の方法
演習方式である。
合併実務に携わった現職の職員の方その他関係者をゲストスピーカーとしてお招きして、ヒアリング調査を行う。参加学生は、分担してヒアリング記録を作成して提出するものとする。ヒアリングの実施は、必ずしも負担の軽いものではないが、極めて重要な技能の育成に貢献するので、積極的な参加を期待したい。
成績評価方法
平常点およびレポート等による。
具体的には、出席、挨拶、質疑への参加、開講時提出のレポート、事後的なヒアリング記録、等を総合的に勘案する。
教科書
なし
参考書
なし
履修上の注意
参加の前提として、参加希望者は演習開講時に、任意の合併事例について、A4版10枚程度(1枚あたり1600字)のレポートを提出すること。
なお、毎回の演習は、時間を超過すると予想されるので、注意されたい。
また、場合によっては、現地・川口市役所での聴き取りの開催や、現地踏査があり得るかもしれない。
法学部生、公共政策大学院生、大学院法学政治学研究科院生、大学院教育学研究科院生の合同になる予定であり、多彩な確度からの聴き取りの実施を期待している。