政策分析・立案の基礎
担当教員
小野 太一
単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語
2単位 / 夏学期 / 月曜4限 / 日本語
授業の目標・概要
「政策分析・立案の基礎」では、中央省庁における行政官の実務を題材とし、①中央省庁の政策過程(政策形成過程、立法過程、政策実施過程)について、政権交代後の状況も踏まえ理解すること、②政策の分析や立案の現場で求められる基礎的な発想、視点、技能がどのようなものであるかを考察すること、③中央省庁の行政官に求められる資質、能力等はどのようなものであるかを考察すること、の3点を目標とします。
授業のキーワード
政策形成, 行政官, 政策実施, 中央省庁, 保健・医療・福祉行政
授業計画
具体的には、まずは中央省庁における政策過程の概要を把握します。
次に種々の具体的事例に基づき、政策形成を行う背景・原因、現状の施策の実態と批判的検討、政策実現手段の選択、合意形成、法律制定・改正や予算獲得・税制改正、政策の実施・評価といった一連のプロセスについて採り上げます。
また、政権交代後の状況も踏まえ、政官関係のあり方、行政官のあり方等について検討します。
教員のバックグラウンドから、取り上げる具体的な事例は保健・医療・福祉行政分野が中心となりますが、他分野においても通じる理解を目指した講義とします。
授業の方法
履修者の人数に応じた運営方式を考えておりますが、参加者の発言、議論を促し、自ら考えて理解することを重視したいと考えています。
一定の予習を求める場合があります。
成績評価方法
履修者の人数に応じ決定。(開講時に説明)
教科書
必要に応じコピー配布等いたします。(開講時に説明)