事例研究(ミクロ経済政策・問題分析II)

担当教員

飯塚 敏晃 / 岡崎 俊一

単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語

2単位 / 夏学期 / 水曜6限 / 日本語

授業の目標・概要

情報通信政策に関する事例研究を行う。近年インターネットの利用が急速に進んでいるが、情報通信については、行政、医療、教育、農林水産分野等へも更なる利用拡大が期待されている。一方で、知的財産権やプライバシーの問題などの要素も複雑に絡み、その将来像は必ずしも明確ではない。また、情報通信分野における技術革新は、従来の既成の枠組みを超えたメディア間の融合(例えば、通信と放送の融合や活字メディアとの融合など)を生み出している。

こうした情報通信を取り巻く環境変化を踏まえ、この事例研究ではわが国の情報通信政策における現在の施策体系や従来の研究成果を整理しつつ、今後の施策の方向性を研究する。

授業の方法

3名程度のグループによる共同作業が基本である。参加者は原則として公共政策大学院2年生に限定するが,経済政策コース以外の学生も参加可能である.

研究手法としては、定性的な分析に加え、データを用いた実証分析を目指す。研究テーマの設定にあたっては各グループの意欲を重んじ、メンバーが関心を持つ産業・事象・施策を選択してもらう。

成績評価方法

レポート、プレゼンテーション、平常点等による。

関連項目