競争政策と産業組織
担当教員
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 夏学期
授業の目標・概要
現実の企業行動及び産業構造を分析する道具としての産業組織の理論を概観し、競争・産業政策の背後にある基本的な原理を経済学的に明らかにする。また産業組織論の理論および実証研究をいかに現実の政策に応用できるかを議論する。産業組織論の内容を輪読と講義を中心にした授業を行なう。理論を重視した実証的な分析の紹介が授業の中心となるが、独占禁止法を中心とする競争政策についても議論を行う。主な内容として、需要関数の推定、生産性の推定、寡占モデル、カルテル、製品差別化、合併等がある。なお政策の定量的な評価も講義の対象となる。ミクロ経済学、基礎計量経済の理解を前提とする。毎回の授業で指示されるリーディングをこなすことが最低限の履修条件となる。
授業のキーワード
産業組織,競争政策,独占禁止法,需要推定,生産性推定,寡占,カルテル,製品差別化,合併
授業計画
主な内容として、需要関数の推定、生産性の推定、寡占モデル、カルテル、製品差別化、合併等がある。
授業の方法
講義と輪読、演習
成績評価方法
授業内での小テスト、レポート、および授業内での質問、発言、発表などによる
教科書
特に教科書は用いない。授業で取り上げる参考文献を毎回指示する。
履修上の注意
経済学研究科との合併講義