地域政治C(現代アメリカ政治特殊研究)
担当教員
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 夏学期
授業の目標・概要
金融危機に見舞われたオバマ政権第1期における主要政策課題をめぐる政治過程について、ケース・スタディを分析することにより、最近のアメリカの政策過程、あるいはさらに広く政治過程について学習する。
アメリカの政治制度、大統領の指導力、議会の役割、政党制の特色、利益団体や社会運動の影響力などが主要な論点となるが、とくにティーパーティの台頭とイデオロギー的に極度に分極化したアメリカ政治の現状に注目したい。
比較政治学的関心からの参加も歓迎する。
授業のキーワード
アメリカ,政治,政策決定過程,オバマ,イデオロギー,政策
授業計画
基本的には上記テキストを各章ごとに講読していく。討論の時間を十分に確保できるように時間配分について留意したい。
授業の方法
演習形式をとる。
成績評価方法
平常点とレポートによる。
教科書
Theda Skocpol, Lawrence R. Jacobs eds., Reaching for a New Deal: Ambitious Governance, Economic Meltdown, and Polarized Politics in Obama's First Two Years, Russell Sage Foundation, 2011.
履修上の注意
アメリカ政治について一定の基礎知識を持つことを前提とする。
相当量の英文を読み進みながら毎回討論を行う。