事例研究(現代行政I)
担当教員
単位数 / 使用言語 / 配当学期
4単位 / 日本語 / 冬学期
2012年度提出レポート
- 『地域主権改革にみる地方分権の進展と今後の在り方について』
伊山遼
PDF(255KB) - 『無作為抽出を活用した住民参加について』
岩野洋士
PDF(295KB) - 『大都市制度の考え方 ~大阪都構想と都区制度改革~』
漆原大介
PDF(468KB) - 『社会保障と地方自治体(「乳幼児等医療費助成制度」の是非を検討する)』
大辻香澄
PDF(1.27MB) - 『大阪都構想の動向と実現への課題』
田村真善
PDF(479KB)
授業の目標・概要
わが国の地方自治制度は首長制、すなわち長と議会の二元代表制が大きな特徴となっている。しかしながら、住民から直接公選される首長は、地方の政治、行政の両面において圧倒的な影響力を持っている。
近年、この首長と議会の対立、地域政党、特に首長新党の出現、大阪都構想といった都市制度の見直しなど新しい動きがみられる。また住民自治を強化する観点から住民による直接投票制度の是非が論じられている。
この授業では、民主党政権のめざす地域主権改革を一つの例として、その政策形成過程と地方政治に与える影響について幅広く今日的問題を取り上げ分析することにより、課題解決能力の養成を目指す。
その際、担当教員の総務大臣、知事等としての経験に基づき、制度と現実の乖離、そこから生まれる課題、課題への対処におけるリーダーシップのあり方について実践的な議論を展開し、考察を深める。
このため、適宜、関係者へのヒヤリング、現地調査を行う。
また、参加者は、制度の課題や改善方策の提案、政策の評価レポートの作成とプレゼンテーション、討議での積極的発言が求められる。
授業のキーワード
地方自治制度,二元代表制,直接投票制度,地域政党
授業計画
具体的な進行計画は初回(10月第1週を予定)開講時に提示する。
授業の方法
演習形式による
成績評価方法
平常点及びレポート等による
教科書
追って指示する