行政組織法

担当教員

太田 匡彦

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

行政組織を構成し、また規律する法のあり方を理解すること、解釈論を展開し、また立法論を構想できること。

授業のキーワード

行政組織,行政法,憲法,民主政原理,法治国原理

授業計画

最初の5回を用いて、教科書の予習範囲について質疑応答をする形の授業を通して基礎を理解してもらった後、統治団体の"周辺"に位置する法人に関する文献を各自に報告してもらい、議論する。報告のための文献リストは、授業中に配付する。

授業の方法

最初の5回は、教科書の予習範囲に関する質疑応答の形で行い、残りの9回ないし10回は、参加者の報告を基礎とする演習形式で行う。

成績評価方法

登録者が15名以上の合には最終回に行う試験により、15名未満の場合にはレポートにより評価する。レポートのテーマは、授業中に伝える。
また、授業後半の報告も平常点として評価の対象とする。

教科書

塩野宏『行政法Ⅲ(第4版)』(2012年、有斐閣)。このほか、ポケット六法(有斐閣)などの小型の六法を持参すること。既に持っている場合には、大橋洋一ほか『行政法判例集(第2版)――総論・組織法』も持参すること。

参考書

宇賀克也『行政法概説Ⅲ(第3版)』(2012年、有斐閣)など。

履修上の注意

行政作用法に関する理解を持っていることが望ましい。学部で受講していない場合、せめて「公法の基層と現代的課題」は受講しておくこと。

関連項目

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