現代フランス社会保障法

担当教員

岩村 正彦

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

フランス社会保障法(より広く労働法も視野に入れる)の最近の動向を、フランス語文献を講読することによって学ぶことを目的とする。比較法の視点から社会保障(場合によっては労働・雇用)に関する最近の問題を考察し、それを通してわが国の問題を考えることを試みたい。それによって、わが国の社会保障・労働・雇用に関する問題点をより広い視野から検討することが可能となる力を身につけることを目指す。授業は法曹養成専攻・総合法政との合併で、演習形態である。

授業のキーワード

社会保障法,労働法,フランス

授業計画

 フランスの社会保障法や労働法に関する最近の論文(フランス語文献)を講読する。参加者は、割り当てられた箇所の日本語訳を作成することが求められる。高度のフランス語読解力は要求しない。フランス語を読んでみようという意欲がある者の参加を大いに歓迎する。講読する論文については、参加者の意見も参考にして決定する。使用言語としてフランス語も挙げているが、フランス語で授業をするという意味ではなく、フランス語の論文を講読するという意味である。
 開講日は別途掲示する。このときに初回の担当箇所の割り当てを行うので、希望者は必ず出席すること。

授業の方法

演習形式で行う

成績評価方法

平常点を考慮する
レポートを課さない

教科書

参考文献:藤井 良治・塩野谷 祐一『先進諸国の社会保障 フランス』
(1999年、東京大学出版会)

関連項目

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