医事法

担当教員

樋口 範雄 / LEFLAR Robert / 児玉 安司

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

医療と法の基本を学びます。ただし、今回は、アメリカの医事法専門家レフラー教授にも参加してもらえるので、一部を英語で行います。日本の医事法を英語で表現し、それについて比較法的コメントもするという授業になります。半分以上は日本語になるでしょうが(レフラー教授は日本語も堪能で、日本人並みです)

授業のキーワード

公衆衛生 医師患者関係 倫理委員会 医療事故 医療情報

授業計画

テキストが12章あるのでその課題を1つずつ対象とします。

1 医師患者関係
2 倫理委員会
3 医師の資格と処分
4 医師の応招義務
5 医師法20条と対面診療
6 医行為独占 医師法17条
7 医療事故と刑事司法 医師法21条
8 医師の守秘義務
9 個人情報保護法と医療
10 救急車と正義
11 看護師の良心と法
12 医療過誤訴訟(1)
13 医療過誤訴訟(2)

授業の方法

初めにそれぞれの章について、英語での要約を行い、レフラー教授のコメント、さらに児玉教授のコメントと続きます。このどこかの時点で日本語も混じります。その後は、参加者を含めた議論を行います。

成績評価方法

試験による(平常点も加味する)

教科書

樋口範雄「医療と法を考える―救急車と正義」(有斐閣・2007年)

その他

英語が不得手な人にも是非参加していただきたいと考えています。
そういう思い込みを払拭するいい機会でしょうから。

関連項目

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