公法の基層と現代的課題

担当教員

山本隆司 / 宍戸常寿

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

既存の法制度を評価し、また新たに法制度を構想する際に必要な、公法の基本的な考え方および概念を講義する。法学未修者と、学部で公法を一通り勉強した学生で、公法の全体を広い視野からもう一度理解し直そうとしている者とを、対象にする。

授業のキーワード

公法,憲法,行政法

授業計画

第1回-第6回：行政法総論の基礎
第7回-第12回:憲法の基礎
第13回試験

授業の方法

前半の6回を山本隆司が担当し、後半の6回を宍戸常寿が担当する。その上で、最終回に試験を行う。

成績評価方法

最終回に行う試験により評価する。

教科書

　前半6回の教科書としては、大橋洋一『行政法Ⅰ[第2版]』（有斐閣、2013年）を用いる。初回の授業のために、同書第1章～第3章を予習しておくこと。
後半6回の教科書としては、安西文雄＝巻美矢紀＝宍戸常寿『憲法学読本』（有斐閣、2011年）を用いる。
　このほか、ポケット六法などの小型の六法を持参すること。

参考書

長谷部恭男＝石川健治＝宍戸常寿『憲法判例百選ⅠⅡ〔第6版〕』(有斐閣、2013年)
大橋洋一＝斎藤誠＝山本隆司編『行政法判例集Ⅰ』（有斐閣、2013年）