政策決定・行政統制論

担当教員

斎藤 誠

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

政策の形成と実施及びそのコントロールにおいて、行政法学の考え方、行政法の基本原理、仕組みがどのように働くかを、具体的な事例に関する講述と議論により習得し、応用力を涵養する。

授業のキーワード

行政法,地方自治法,行政コントロール,政策形成,法政策学,自治体法政策

授業計画

第1回~3回 担当者(斎藤)による概説と具体事例への展開(現時点では、事例として、①海賊対策としての民間武装警備員の乗船、②地方公営企業など公的セクターにおける成功報酬型給与の設計、を考えている。)
第4回~8・9回 ゲストスピーカーによる講述と討議(現時点では、非正規公務員問題、政策金融と行政の関係、統計法と政策形成、会計検査による行政コントロール、まちづくりと住民投票、の各テーマを予定している)。
第9・10回以降 受講者による小報告と討議(一回につき、2ないし3人)

授業の方法

1回~8・9回は講述と討議
9・10回以降は、受講者による小報告と討議

成績評価方法

小報告及びそれをもとにしたレポート(1万字を標準とする)による評価。
平常点(出席及び討議)も評価対象である。
ゲストスピーカーの講述につき、次の回にコメント(短いものでも良い)を持参のこと。
小報告なしでのレポート提出では単位を付与しない。

教科書

文献、参考資料は適宜示し、配布するものもある。

参考書

学部で行政法(学)に接したことがない場合、履修と平行(ないし先行)して、自分に合った入門書で基礎的知見を習得することが望ましい。入門書の例として、宇賀克也編『ブリッジブック行政法・第2版』(信山社)、畠山武道・下井康史『はじめての行政法・第2版』(三省堂)、石川敏行他著『はじめての行政法・第3版』(有斐閣)を挙げておく。

関連項目

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